2017年8月30日水曜日

アンテナ分配器とは



今日はアンテナ工事には必須の分配器について説明させて頂きます。

UHF、CATV、BS・110度CS放送などの電波を複数に均等に分ける機器の事を言います。
分ける分配数によって2分配数、3分配数、4分配数~と言います。
ポイントとしては出力される電波は入力された電波より減衰されます。
これを分配損失と言います。

【通電端子について】
分配器は主に1端子通電形と全端子通電型に分けられます。
この通電というのは主にBSアンテナを作動させるためのテレビからのDC15Vであったり
ブースター増幅部を作動させるためのブースター電源部から送られてくるDC15Vの事を指します。

1端子通電型は入力端子ともう一つの出力端子がこのDC15Vを通す道となっております。
全端子通電形は入力端子と出力端子全てがこの電気を通す事が出来ます。

初心者のかたはこの全端子通電形を利用した方が、片方のテレビを消すと
他の部屋でBS放送が見れなくなったなどの現象を回避出来ます。



最近の分配器は4K・8Kの3224MHzまで対応した物が出てきてますので
将来的に4K・8K放送を見るのであれば分配器は3224MHz対応タイプをおすすめします。


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